住所:高知県須崎市浦ノ内東分3579 | 電話:0889-49-0674 | 毎月1日と15日、土日祝以外は社務所は無人 |
駐車場:40台 | 滞在時間目安:0-30分 | 見学料:無料 |
高知県須崎市にある鳴無(おとなし)神社。高知自動車道須崎東ICから車で15分程です。
太平洋に面したリアス式海岸の横浪半島浦ノ内湾を眺めながら進むと、まず目に飛び込んでくるのが、美しい赤い鳥居です。

鳥居の手前に駐車場がありました。
鳴無(おとなし)神社とは
土佐の宮島ともいわれる神社で、日本屈指の縁結びの神社です。
参道は海から入るように作られ、海に向かって社殿が建っています。
寛文3年(1663)に第2代土佐藩主 山内忠義によって再建された本殿・幣殿・拝殿が国の重要文化財に指定されています。

参道が海に面しているのは、実は昔は道路がなかったため、参拝するために船で向こう岸から訪れていたことに由来するそうです。
鳴無神社の御祭神は?
鳴無神社の御祭神は一言主命。
社伝によれば、その昔、葛城山にいた一言主命と雄略天皇との間に争いが起こり、一言主命は船出をして逃れていきました。そして、雄略天皇4年の大晦日にこの地に流れ着き、神社を造営したのが始まりであるとされています。

鳴無神社の御朱印
毎月1日と15日、そして土日祝日は社務所で御朱印やお守りを授与していただけます。
本殿の左手にある社務所で9:30~16:30の間に受け付けています。
御朱印の初穂料は300円です。オリジナルの御朱印帳はないようです。
鳴無神社のおみくじ
通常、おみくじを引いた後は「おみくじ結び所」に結びますが、鳴無神社では神社前の海に流します。このおみくじは、水に溶ける紙で出来ているので、地球にも優しいですね🙂。

海に早く流したくて、おみくじの内容は全く覚えていませんが、たぶん吉か小吉だったと思います💦
鳴無神社の神事
須崎市観光協会のHPで確認すると、毎年8月25日(新暦)には神輿を乗せた船団が勇壮な夏祭「志那禰祭(しなねまつり」が。漁船3隻に神輿を乗せ供船として漁船20を従え大漁旗をなびかせて海上を船渡御が行われるそうです。

そして旧暦の8月23日には「チリヘッポ」と呼ばれる古くからある子孫繁栄と五穀豊穣を願う神事が行われています。全国でも珍しい“神の子の結婚式”の祭りです。

神の子となる子ども(男の子は「行児」、女の子は「斎女」)は、旧暦の8月1日から始まる様々な儀式を経て、大祭での結婚式を迎えます。当家の一行が歌う「チリヘッポ」の神歌に導かれながら、祭りはしめやかに行われるそうです。
まとめ
海に流すおみくじの鳴無神社。
縁結びのご利益がすごいと言われている理由のひとつに、アンミカさんがこちらを参拝したことで結婚に至ったという噂があるようです❣️
また、インスタ映えするスポットとしても話題となっているようです。
波の音がほとんどしない静かな海。その海に向かって立つ鳥居。その美しい眺めをみなさんもぜひ実際にご覧になってみてくださいね🙂。
↓ 須崎市観光協会のHPを見ると、時期があるようですが下記のような風景を”レトロなフォルムの巡行船”に乗るとご覧頂けるとのことです!
